2026年 シルクロードステークス 回顧(なぜ大荒れしたか)

回顧

 短距離は荒れることが多い。去年のスプリンターズステークスでは10番人気のウインカーネリアンが勝ち、三浦皇成初GⅠ制覇が叶ったのもあり大きな話題になった。

 去年のシルクロードステークスでは9番人気のエイシンフェンサーが勝ち、3連単の払い戻しが325,810円となった。

 このような背景もあり、今回のシルクロードステークスも大荒れしておかしくないが、16番人気のフィオライアが勝ち、3連単の払い戻しが2,438,990円を記録した。去年と比べて2桁も違うので大荒れもいいところだ。

 この記事ではこんなにも大荒れした理由を簡潔にまとめていく。

 まず、前提としてここまで大荒れしたのは偶然の事象ではないと考える。(だからといって馬券を的中できるかと言われればまぁ無理ではあるが…)

 前述のとおり、3連単の払い戻しが去年と比べて2桁も違うので、「短距離だから荒れるよね~」で片づけられる話ではない。

 本題に入るが、これほどの大荒れは①京都芝1200mの特徴、②馬場傾向、③人気馬の3つの要素が関係している。

 ①京都芝1200mの特徴

  京都芝1200mは内回りコースを利用する。最後の直線が短いので前を走る馬が有利になりやすい。また、スタートから最初のカーブまでの距離が短く、3~4コーナーのカーブは急なので外枠の馬の距離ロスが出やすいため内枠の馬が有利になりやすい。

 京都芝1200mについては以下のサイトで解説している。

京都芝1200mのコース解析【2025年10月4日京都11R】 | 競馬ラボ
オパールステークスのコース解析です。

②馬場傾向

 この日は少し外が有利だったと考える。

 前日の京都10R、当日の京都5Rのレース映像を見てそう判断した。

 まず、前日の京都10Rであるが、最後の直線で外を選択したヴァリージア、スカイサーベイが伸びており1・2着を独占した。

 京都10Rのレース映像はこちら

 https://race.netkeiba.com/race/movie.html?race_id=202608020110&rf=race_submenu

 当日の京都5Rでは、後ろの方を走っていた武豊騎乗のフウセンが外からすごいスピードで伸びてきた。

 https://race.netkeiba.com/race/movie.html?race_id=202608020205&rf=race_submenu

 この2つのレースから、少し外有利の馬場だと判断することができる。

 今回のシルクロードステークスは舞台は内前有利だが馬場傾向は外有利という状態だったので、どんな走り方をする馬が有利なのかが判断するのが難しいレースだった。

③人気馬

 今回の人気馬はどれも信頼度が低かった。

 1番人気:ロードフォアエース

 ある程度先行できそうだし外有利な馬場なのはいいが、8枠は外すぎる…

 北九州記念では人気に支持されていたが9着と凡走したので重賞だと通用するかが不安。

 2番人気:カルプスペルシュ

 内枠で先行できればよさそうだが、今回は内がそこまで有利でもない。前走は少し後方からになってしまったので、今回もそうなると馬券内は厳しい。

 3番人気:ヤブサメ

 前走は鮮やかな差しを見せてくれたがやはり後ろからの馬は不利になりやすい舞台である。馬場傾向は外有利なので好走しそうだが本命にするには心もとない。初の重賞でどこまで通用するのかが分からないのもデメリットである。

 4番人気:エーティーマクフィー

 京阪杯を勝利したことによってトップハンデを背負わされてしまった。重賞を連勝できるほどの能力があるのかは不明。

 5番人気:エイシンフェンサー

 去年の勝ち馬だが、その時は斤量55kgで勝利した。今回は56.5kgと1.5kg重くなっている。ハンデを背負わされても勝ちきるイメージはわかない。

 6番人気:レイピア

 ロードフォアエース同様、枠が外すぎる。5~6枠だったら勝っていたかもしれない。

これら3つの要因が重なり、大荒れの結果になったと考える。人気薄の逃げ切りは決して珍しくはなく近走よりも人気がかなり落ちていたので狙えなくはないのかもしれないが、16番人気の馬を思い切って買うのはなかなかに難しい。人気馬がどれも信頼できないときは無理に勝負はしないのが吉だなと思った次第だ。

 

 

 

 

 

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